1886年(明治19年)に開園した熱海梅園は、約4.4ヘクタールの敷地に樹齢100年を超える古木を含め、60品種・469本の梅が植えられています。単なる観賞用の庭園にとどまらず、文豪や芸術家が愛した歴史的風情が色濃く残るのが特徴です。
園内を歩くと、まず目を奪われるのが園内中央を流れる初川と、そこにかかる「漸佳(ぜんか)の滝」や「梅見の滝」です。梅見の滝は裏側に通路が整備されており、「水しぶきの向こうに紅梅が透けて見える」という唯一無二の絶景撮影スポットとしてSNSでも毎年大きな話題を集めています。
散策で冷えた身体を癒やしてくれるのが、園内に設置された足湯(営業時間:10:00~16:00/梅まつり期間中無休)です。熱海の名湯を惜しみなく引いた足湯に浸かりながら、頭上に広がる紅梅を眺める時間は格別の贅沢といえます。タオルは現地でも販売されていますが、お気に入りのハンドタオルを1枚持参しておくとスムーズです。
夕暮れ時以降のライトアップに関しては、イベント実施日や特定期間(17:00〜21:00頃)に限定点灯されるケースがあります。夜の静寂の中に浮かび上がる幻想的な白梅の陰影は、昼間の賑わいとは打って変わった情緒を醸し出します。