耳に残るキャッチーなメロディと、思わず真似したくなる愛らしいポーズ。歌ネタの金字塔となった「あったかいんだからぁ♪」ですが、その着想の原点は極めて日常的な風景の中にありました。ネタ作りを担当するボケのクマムシ 長谷川俊輔が明かしたところによると、当時訪れていたドラッグストアのシャンプーコーナーやコーンスープの陳列棚に並ぶ、女性向け商品の優しい言葉遣いやパッケージコピーがきっかけだったといいます。
「女子中高生や若い女性が日常で使う可愛いフレーズを、大柄で髭面の男が全力の美声で歌い上げたら面白いのではないか」というギャップの発想から、漫才のツカミとしてフレーズが誕生しました。そこにツッコミ担当のクマムシ 佐藤大樹が放つ「Yes!」という絶妙な合いの手が加わることで、唯一無二のグルーヴ感が完成したのです。
当初は劇場ライブでの短いやりとりに過ぎませんでしたが、一度聴いたら頭から離れないフレーズの強さは、瞬く間に若手芸人やお笑いファンの間で話題を呼び、本格的な楽曲制作へと発展していくことになります。