歴代のM-1王者といえば、優勝翌日から全国ネットのテレビ番組に忙殺されるのが通例でした。しかし、令和ロマンはあえてその王道ルートを選ばず、独自のスタンスを貫いています。
彼らがテレビ出演を厳選している背景には、明確なメディア戦略が存在します。ひな壇バラエティで消費されるのではなく、自分たちの世界観を100%発揮できる場として吉本興業の劇場(神保町よしもと漫才劇場やルミネtheよしもと等)と、公式YouTubeチャンネル『official令和ロマン【公式】』を最優先に位置付けています。
「劇場に足を運んでもらい、単独ライブや自前コンテンツで収益を成立させる」という自立型のビジネスモデルを確立したくるま。テレビを「認知獲得のツール」として割り切り、自らのコアな表現領域を守り抜く姿勢は、2026年現在のエンタメ界において若手芸人の新たなロールモデルとして高く評価されています。