国内最大のメッセージング基盤を管理するLINEヤフー株式会社も、この文字コード問題と向き合い続けている。LINEのアプリ内において、ユーザー名の完全非表示化は個人の識別を困難にし、グループチャットでの混同やセキュリティ上のトラブルを誘発する懸念があるためだ。
最新のユーザーインターフェース (UI)更新では、入力フォーム側で特定の非表示文字(U+3164等)を無効化するクライアントサイド・バリデーションが強化されている。しかし、OS側のフォントレンダリング処理やキーボード入力の仕様変更に伴い、新たな不可視コードが再発見される「いたちごっこ」が展開されている。ユーザー体験のシンプルさとセキュリティ強度のバランスをどう取るか、フロントエンドエンジニアの試行錯誤は続く。