歴史的な深みを持つ顔相の世界だが、いま若者層を中心にポップかつ身近なカルチャーとして再燃している。その立役者の一人が、手相や独自の開運鑑定で絶大な人気を誇る手相芸人の島田秀平だ。彼がテレビ番組やYouTubeで披露するユニークな解説によって、「ほくろは幸運のスイッチ」「気になるほくろは運気のメッセージ」という意識が世間に一気に広まった。
この波に乗り、現在の占い業界はデジタル化と相まって空前の賑わいを見せている。特に顕著なのが「LINE占い」をはじめとするチャット・オンライン鑑定プラットフォームの急成長だ。自撮り写真を送るだけで手軽に診断を受けられるサービスが普及し、日々のちょっとした変化をチェックするユーザーが増加した。
「自分の顔にある小さな点が何を意味しているのか」。スマートフォン一つで専門家に相談できる環境が整ったことで、ほくろ占いは現代人のセルフケアや自己分析のツールとして定着しつつある。