本部がすべての意思決定を行う一般的なスーパーマーケットとは一線を画し、ロピアでは各店舗のチーフに巨大な権限が与えられている。「個店経営」と呼ばれるこの手法により、地域ごとのニーズに合わせた柔軟な仕入れと価格決定が可能となった。
精肉、鮮魚、青果、惣菜の各部門が独立した商店のように競い合い、売り切るための仕掛けを現場で即座に打ち出す。こうしたスピード感溢れる現場主導の展開が、他チェーンの追随を許さない商品力と熱気を生み出しているのだ。食品小売業の枠組みを超えたこの熱量こそが、ファンを増やし続ける最大の秘密である。