バタ角とは?現場を支える定番サイズや重量・桟木との違いを徹底解剖

バタ角とは?現場を支える定番サイズや重量・桟木との違いを徹底解剖

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バタ角という名称は型枠工事に由来するものの、その優れた強度と扱いやすい断面形状から、現在では建設業界の枠を越えた幅広い用途で重宝されています。

第一の用途は、言わずと知れた型枠工事のバタ材です。擁壁工事や基礎工事において、コンクリートパネルの外側に水平方向(横バタ)および鉛直方向(縦バタ)に流し、セパレーター金具と単管パイプを介して強固に締め付けます。

第二に、土木工事における仮設材・敷き角としての役割です。軟弱地盤や凹凸のある地面に小型重機を進入させる際の仮設作業床の下地や、鋼矢板・親杭横矢板工法における土留め壁の裏込め・スペーサーとして頻繁に組み込まれます。

そして第三に、物流・運送業界におけるトラックの「輪木(りんぎ)」としての用途です。平ボディトラックやトレーラーで重量鋼材、H鋼、コンクリート二次製品、重量機械を輸送する際、荷台の床面と積荷の間にバタ角を噛ませます。これにより荷台の破損を防ぐだけでなく、荷物と荷台の間に隙間を作り、荷役時にフォークリフトの爪(フォーク)や玉掛け用ワイヤーロープをスムーズに差し込める空間を確保するのです。急ブレーキ時の荷滑りを防ぐ摩擦力と、数トンの点荷重を受けても潰れない圧縮強度が、バタ角を輪木の標準部材たらしめています。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。