コンビの核を担うのは、感情の沸点が極めて低いツッコミ担当の高野正成と、その隣で不敵な笑みを浮かべるボケ担当の岸大将だ。中学の同級生として出会ったふたり。長い時間を共有してきたからこそ成立する絶妙な間合いと、遠慮のない空気感が唯一無二のグルーヴを生み出している。
高野の魅力は、どれほど激怒していてもどこか憎めない人間味にある。大声を張り上げて血管を浮き立たせながらも、最後には笑いに昇華させてしまう器の大きさ。対する岸は、一見すると飄々とした佇まいを崩さないが、相方の感情のトリガーを誰よりも熟知した名プロデューサーとして機能している。熱狂と沈着、動と静。正反対の個性がぶつかり合う瞬間、爆発的な笑いが立ち現れる。