中学生となった八代目市川新之助の日常は、同世代の少年たちと比較しても驚くほどハードだ。朝は早く起きて学校へ向かい、放課後はそのまま劇場へ移動して楽屋入り。メイクを施し、重厚な衣装をまとって舞台に立ち、夜遅くに帰宅してから学校の課題をこなすという生活が続く。休日も稽古や取材で埋まることが少なくない。
このような超ハードな日程を支えているのが、徹底した体調管理と精神的なサポートだ。父親である團十郎氏はもちろん、周囲のスタッフや学校の先生方の連携があってこそ、この両立が成り立っている。舞台の上で見せる堂々とした演技の裏には、人知れず積み重ねられた日々の努力と努力を支える学校側の柔軟なバックアップが存在する。