彼女の代名詞とも言える一言、「角野卓造じゃねえよ!」。この爆発的なお決まりのツッコミと成人式写真の組み合わせは、日本のバラエティ史に残る黄金パターンだ。写真に写る彼女の佇まいは、新成人が持つフレッシュさというよりも、どこかベテラン女優や政財界の大物を思わせる貫禄に満ち満ちている。
本人によると、当時は至って大真面目に、一生に一度の記念として撮影に臨んだという。受け狙いや悪ノリの要素は一微塵もなかった。だからこそ、本人の「大真面目さ」と第三者から見た「圧倒的な貫禄」の間に生じた巨大なギャップが、奇跡的な可笑しさを生み出す。計算された狙いネタでは決して作れない、偶然が織りなした奇跡のブレイクショットだった。