富山駅から路面電車に揺られること約12分。南富山の街並みに突如現れる異彩を放つファサードが、複合施設「TOYAMAキラリ」だ。光の反射によって表情を万華鏡のように変える外観は、立山連峰の雪岩と光をイメージして設計されたという。
建物内部に入ると、2階から6階までを斜めに貫く壮大な吹抜(アトリウム)が目に入る。螺旋状に組み上げられた地元産ルーバー(羽目板)のぬくもりと、天井のガラス窓から注ぐ自然光。冷たさと温かさ、重厚さと開放感。相反する要素が見事に融和したこの建築自体が、すでに第一の展示作品と言っても過言ではない。