母子手帳の交付手続きは、初めての出産を迎える方にとって緊張する手続きのひとつです。交付の流れや必要な持ち物を正確に把握しておくことで、体調が不安定な妊娠初期でもスムーズに受け取ることができます。
まず前提として、産科医療機関で妊娠の確定診断を受け、医師から「妊娠届出書をもらいに行ってください」と指示されてから手続きを行います。広島市における母子健康手帳交付の標準的な手順は以下の通りです。
【交付窓口と受付場所】
広島市では、お住まいの区の「広島市各区保健センター(地域支えあい課)」、または各区の出張所や連絡所窓口で交付を行っています。ただし、専門の保健師や助産師による初期面談を受けられる体制を整えている各区保健センターでの受給が最も推奨されています。
【持参が必要な書類・持ち物】
・産院等で発行された「広島市役所妊娠届出書」(必要事項を記入)
・妊婦本人の個人番号(マイナンバー)が確認できる書類(マイナンバーカード、通知カード等)
・本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、パスポート等)
・妊婦名義の振込先口座情報(国の出産・子育て応援事業に基づく応援ギフト給付金申請に必要)
※代理人が届け出る場合は委任状および代理人の本人確認書類が必要です。
窓口では母子手帳と受診票綴りの手渡しだけでなく、保健師等による丁寧な面談が実施されます。つわりや初期の体調不良、出産・育児に対する不安を直接相談できる貴重な機会です。また、2026年現在は母子手帳と連動して予防接種のスケジュール管理や健診案内が届く「広島市子育て応援アプリ」の登録案内も同時に行われており、アナログの手帳とデジタルの双方で手厚いサポートが受けられる仕組みが整っています。