キーボード操作による復元に慣れてきたら、周辺機器側のカスタマイズを進めることで、身体的な負担をさらに削ぎ落とせます。その代表格がマルチボタンマウスの最適化です。
親指の位置にサイドボタンが2つ配置された5ボタンマウスを導入し、前の画面に戻るマウス設定を有効化しておけば、親指をわずかに押し込むだけでブラウザやフォルダのバック操作が完了します。専用ソフトウェア(Logicool Optionsや各社マウス設定ツール)を用いれば、サイドボタンに「閉じたタブの復元(Ctrl + Shift + T)」を直接マッピングすることも可能です。
ノートPCを多用するユーザーであれば、高精度タッチパッドのジェスチャー機能を見逃せません。Windows 11では「3本指で左右にスワイプ」することで直前のアクティブウィンドウへ瞬時に切り替えられ、「3本指で下へスワイプ」すれば一括最小化、「上へスワイプ」で元の配置へ完全復帰します。トラックパッド搭載のMacでも「2本指で左から右へスワイプ」するだけで、流れるようなアニメーションと共に直前のWebページへ戻ることができます。
キーボードコマンドとハードウェアデバイスの連動によって、視覚的な迷子になるリスクは事実上完全に排除されます。