「年会費を支払っているFC会員なのに、なぜ2階席の後方(通称:天井席)に配置されるのか」という疑問は、ドーム公演のたびに多くのファンから寄せられる切実な声です。これにはドームの構造とチケット抽選アルゴリズムの力学が関係しています。
東京ドームの総座席のうち、アリーナ席のキャパシティはおよそ1万席〜1万2,000席程度であり、全体の約2割から2割5分に過ぎません。残りの約4万席はスタンド席で占められており、そのうち2階スタンド(40階・41階席)は全体の約3分の1を占めます。つまり、FC先行であっても確率論としてスタンド席や2階席に割り振られる割合の方が圧倒的に高いのが現実です。
また、ステージの見晴らしが良く快適な環境として知られるバルコニー席(30階・プレミアム席エリア)もFC枠で割り振られることがあります。長時間の着席鑑賞に適したクッション性の高いシートと専用トイレなどの利便性を備えており、距離こそあるものの視界を遮るものが少ない良席としてファンからの評価は非常に安定しています。