ネット利用者を最も恐怖に陥れるのが、「システムが破損しています」「ウイルスが3個検出されました」と激しい振動や警告音とともに現れる画面です。これらは俗に「スケアウェア(不安を煽る詐欺)」と呼ばれるフェイク広告であり、IPA(情報処理推進機構)の注意喚起でも頻繁に取り上げられています。
実態検証の結果、こうした画面で表示されるカウントダウンや企業ロゴ(Apple、Google、Microsoft等)は、すべてウェブページ上に作られた偽装画像に過ぎません。記載されたサポート電話番号に連絡させ高額なプリペイドカードを要求したり、不正な有料セキュリティアプリをインストールさせたりすることが犯人側の真の狙いです。
現場でパニックにならず対処するための偽警告 ウイルス広告 画面 閉じ方は極めてシンプルです。
まず、画面上のいかなるボタン(「OK」「今すぐ修復」「キャンセル」含む)もタップしてはいけません。スマートフォンであればブラウザの「タブ一覧画面」を開き、該当するタブを横にスワイプして強制終了します。操作を受け付けない場合は、一度「機内モード」をオンにして通信を遮断した上でブラウザアプリを終了し、ブラウザ設定から「キャッシュと閲覧履歴の消去」を行えば、危険性は完全に排除されます。