クラス旗作り方において、ネット上で広く流通している情報の中には、現場の実情にそぐわないものや思わぬ落とし穴が存在します。クラス旗失敗しないコツとして、プロの現場で実践されている裏ワザを検証します。
誤解1:「下書きは鉛筆や油性マジックで直接描くべき」
大きな布にフリーハンドで下絵を描くのは、バランス崩壊の最大の原因です。また、油性ペンで輪郭を描くと、上から水性塗料を塗った際に油分が染み出して輪郭が黄色く変色する「ブリード現象」が起こります。
【正解】:プロジェクターまたはスマホ+ダンボール投影機を活用する
教室を暗くし、完成したデジタル原画(スマートフォンで作成した画像)を壁に貼った布へプロジェクターで直接投影します。投影された光の輪郭を水で消えるチャコペンや薄い鉛筆でなぞるだけで、誰でも15〜30分程度で狂いのない完璧な下書きを転写できます。
誤解2:「絵の具は水でたっぷり溶いて塗り広げれば経済的」
絵の具を水で薄めすぎると、布の繊維に沿って毛細管現象で色が滲み出し、境界線がギザギザに崩れてしまいます。さらに布を透過して床や養生シートに塗料が抜け落ち、発色が著しく低下します。
【正解】:マヨネーズ状の粘度を保ち、下に段ボールを敷き詰める
絵の具の水加減は「マヨネーズや練り歯磨き粉」程度の固さを保ちます。布の下には新聞紙だけでなく、必ずビニールシートと厚手の段ボールを敷き、マスキングテープで布の四隅をピンと張った状態で固定して作業を進めるのが鉄則です。