「なぜ10人兄弟なのに『ジャクソン5』なのか」という疑問に対する答えは、当時のグループ編成と年齢差にあります。1960年代半ばに父ジョセフが最初に結成したバンドは、年長組を中心としたトリオ(ジャッキー、ティト、ジャーメイン・ジャクソン)でした。そこに、幼少期から卓越した歌唱力とリズム感を誇っていたマイケルと、ダンスセンスに秀でたマーロンが加わることで、伝説のオリジナルジャクソン5 メンバー5人が完成しました。
当時、長女のリビーや次女のラトーヤ・ジャクソン、そして幼少だったランディやジャネット・ジャクソンはグループに含まれていませんでした。その後、モータウンからエピック・レコードへ移籍する際(1975〜1976年)、創設者ベリー・ゴーディの娘と結婚していたジャーメインがモータウン残留を決意してグループを離脱。代わりに成長した末弟のランディが正式加入し、グループ名を「ザ・ジャクソンズ(The Jacksons)」へと改変しました。このように、時期によって在籍メンバーや人数は流動的に推移しています。