山口の旅を最高のものにするには、食と温泉のクオリティが直結します。ガイドブックに載る行列店だけでなく、山口のご当地グルメ穴場・地元民おすすめの味と、名湯の真価を味わえる宿泊地を厳選しました。
知られざる極上泉質|俵山温泉と一ノ俣温泉
山口県内の温泉といえば湯田温泉が有名ですが、泉質を最重要視する温泉通が口を揃えて推すのが「俵山(たわらやま)温泉」です。約1100年の歴史を持つ国民保養温泉地で、木造の風情ある旅館街が並びます。内湯を持たず外湯(町の共同浴場「町の湯」「白猿の湯」)に通う伝統的な湯治文化が今なお息づいており、水素を豊富に含む高濃度のアルカリ性単純温泉は肌触りが滑らかで、疲労回復に抜群の効果を発揮します。
また、下関の奥座敷と呼ばれる「一ノ俣(いちのまた)温泉」は、pH9.8を誇るpH値の高いトロトロの美肌の湯。山あいの静寂に包まれた宿で、日常の喧騒を完全に忘れて心身を癒す山口県の穴場温泉・宿泊先として最適です。
地元民が太鼓判を押すソウルフードと旬の海鮮
山口を代表する郷土料理「瓦そば」は、発祥の地である川棚温泉周辺で味わうのが真髄です。熱々の瓦の上でパリッと焼き上げられた茶そばと甘辛い牛肉、錦糸卵を特製つゆにつけて食べる味わいは格別。混雑を避けるなら、本館周辺の落ち着いた離れや風情ある店舗を狙うのが賢い選択です。
また、美祢エリアの「美東ごぼううどん」は、粘りと香りが際立つ特産のごぼうを贅沢に使った逸品で、ドライブ途中のランチにぴったり。日本海側の仙崎港周辺では、ブランドイカである「仙崎イカ(ケンサキイカ)」や萩の「瀬付きあじ」など、水揚げされたばかりの鮮魚をリーズナブルに提供する地元の市場食堂が見逃せません。