『花より男子』を語る上で欠かせないのが、主演を務めた松本潤と小栗旬の絆です。ふたりは2002年のドラマ『ごくせん』(日本テレビ系)で初共演を果たしていましたが、当時はお互いに10代後半から20代前半の多感な時期。ライバル心が先立ち、決して最初から親密な仲だったわけではありません。
その関係を劇的に変えたのが『花より男子』の現場でした。作品全体のクオリティを高めたい松本潤と、芝居のリアリティを追求したい小栗旬。ふたりは撮影が終わると頻繁に小栗の自宅や飲食店に集まり、朝まで脚本を読み合わせ、演出について激論を交わしたと語られています。
小栗旬 松本潤 関係は、単なる共演者の枠を遥かに超え、「互いの背中を預け合える戦友」へと進化していきました。その信頼関係は時を経ても変わらず、2026年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(小栗旬主演)の最終回に松本潤がサプライズ出演し、2026年の『どうする家康』(松本潤主演)へと大河の主演バトンを直接手渡すという前代未聞のリレー演出へと結実したのです。