ダイソーとセリアの二大巨頭に対し、キャンドゥとワッツも独自の強みで確固たるファン層を獲得しています。
イオングループ傘下となったキャンドゥは、大型ショッピングモールや駅前立地での展開力を強めています。同社の真骨頂は、人気アニメや有名クリエイター、公式キャラクターとのコラボレーション雑貨です。「こんなキャラクターまで100円で手に入るのか」という発見の楽しさを提供しています。また、主婦層の意見をダイレクトに反映した「使い切り調味料入れ」や「かゆいところに手が届く掃除グッズ」など、日々の家事を楽にするアイデア商品に定評があります。
一方、ワッツ(Watts / meets. / silk)は、住宅街の食品スーパー内や地方都市のロードサイドなど、日常生活の動線に深く入り込む戦略をとっています。「いつも行くスーパーの片隅にあり、必要な消耗品がすぐ手に入る」という利便性が強みです。
ワッツの大きな特徴は、公式サイトや公式オンライン通販での小回りです。多くの百均チェーンがオンライン通販において「まとめ買い(セット販売)」を基本とするなか、ワッツは単品での注文に対応する柔軟な仕組みを整えており、近隣に店舗がないユーザーのインフラとしても重宝されています。