徳之島の掲示板において、アクセス数が爆発的に跳ね上がるタイミングは明確に2つ存在します。ひとつは突発的な治安事象であり、もうひとつは島を二分する選挙戦です。
地域内でサイレンが鳴り響いた瞬間から、スレッドには「どこで何があったのか」という書き込みが殺到します。徳之島事件事故ニュースや徳之島警察逮捕情報に関するスレッドでは、徳之島警察署による公式発表前の段階で、事故車両のナンバー、現場周辺の目撃談、さらには当事者の職業や親族関係に至るまでが書き込まれるケースが後を絶ちません。しかし、地元警察関係者への取材によると、ネット上で「犯人特定」と騒がれた人物が実際には単なる参考人や無関係の第三者であった事例が複数報告されており、現場の捜査を攪乱する要因にもなっています。
さらに異様な熱気を帯びるのが、徳之島町長選挙の噂に代表される政治スレッドです。徳之島は全国的にも「選挙にかける情熱が凄まじい島」として知られ、かつては親族や集落の結束が激しく衝突する激戦を繰り広げてきました。現在でも町長選や町議選の告示前後になると、特定候補者の後援会の内情、陣営幹部の動向、政策批判を超えた私生活への攻撃などが昼夜を問わず投下されます。これに隣接する天城町伊仙町情報が複雑に絡み合い、3町のパワーバランスや利権構造をめぐる丁々発止の議論が、匿名という仮面のもとでエスカレートしていく構図が定着しています。