八木原亜麻の大学を調べる過程で、今なお検索候補に「北翔大学」という学校名が表示されるケースが見られます。この情報の真偽を検証すると、事件の共犯者として逮捕・起訴された川村葉音(かわむら はおん)の存在と、江別市内の大学立地が大きく影響した「情報の混同」であることが分かります。
川村葉音は八木原亜麻と同じアルバイト先(江別市内のコンビニエンスストア)で働く親密な友人関係にありました。二人は学外のバイト仲間として意気投合し、日常的に互いのアパートを行き来する間柄でした。事件当時、川村葉音の在籍先や周辺関係者を取り巻くネット上の追跡劇において、札幌学院大学と隣接する北翔大学の名称が浮上したのです。
文京台周辺には、札幌学院大学、北翔大学、酪農学園大学が徒歩圏内に点在しています。ネット掲示板やまとめサイトの初期投稿において、二人の通学先を取り違えた書き込みが拡散され、まとめ系インフルエンサーが無検証で転載を重ねた結果、「八木原亜麻=北翔大学」という誤情報が独り歩きしました。一次情報と公判関連の公式記録に照らし合わせても、八木原亜麻が在籍していたのは札幌学院大学であり、北翔大学在籍説は明確な事実誤認です。