ダイエット中に「さっぱりしているから」とラクトアイスを選ぶ人は少なくありません。しかし、これは栄養学的に見て極めて陥りやすい罠です。
100gあたりのカロリーと脂質、そして実際の市販商品の数値を比較すると、驚くべき事実が浮かび上がります。
なぜラクトアイスのスーパーカップがこれほど高カロリーなのか。理由は2点あります。
第一に、植物性油脂のエネルギー密度です。乳脂肪分の不足を植物油で補っているため、製品全体の脂質比率が押し上げられます。さらに乳の自然な甘みがない分、水あめや砂糖を多量に添加して味わいを調えるため、糖質量も跳ね上がります。
第二に、1個あたりのボリュームです。ラクトアイスは原価を抑えやすいため、内容量が190〜200mlと大盛りに設定されているケースが主流です。結果として、1個を完食した際の総摂取カロリーはおにぎり2個分に相当する370kcal超に達します。
減量や血糖値コントロールを意識するのであれば、「ラクトアイスだから軽い」と思い込まず、栄養成分表示の「熱量」と「脂質・炭水化物」の絶対量を直視する必要があります。