三上悠亜のアイドル人生は、2009年3月に開催された「SKE48第二期メンバーオーディション」に合格したことから幕を開けました。活動当時の名義であり、本名でもある鬼頭桃菜(きとう ももな)としてお披露目され、同期には斉藤真木子や高柳明音など、グループの黄金期を支えた顔ぶれが並んでいました。
デビュー当初からビジュアルの完成度と豊かな表現力が高く評価され、同年12月には旧チームKIIの初期メンバーに抜擢。しかし、活動初期は順風満帆とは言えませんでした。2010年12月には運営方針や素行管理を巡る処分により研究生への降格処分を受けるなど、挫折を味わうことになります。
それでも劇場のバックダンサーやアンダー出演で地道に実力を磨き直した彼女は、2012年8月の「AKB48 in TOKYO DOME 〜1830mの夢〜」において正規メンバーへの復帰とチームSへの昇格を勝ち取りました。そして2013年7月発売の12thシングル『美しい稲妻』で悲願の表題曲選抜入りを果たします。当時の選抜総選挙での順位や劇場公演出演頻度を見ても、次世代を担う主力候補として確固たるポジションを掴みかけていたのは紛れもない事実です。