Q1:幕内最高優勝の賞金は手取りでいくらくらい手元に残るのですか?
A1:所得税の源泉徴収(一時所得または事業所得としての申告)が行われるため、約20〜30%程度が税金として差し引かれます。さらに、所属部屋の力士や裏方への分配、日頃サポートを受けている後援会関係者への御礼や祝勝会費用を支出するため、手元に純粋な現金として残る額は本賞金の3〜4割程度になることが一般的とされています。
Q2:優勝決定戦で同星の力士が3人並んだ場合、どのような方式で戦うのですか?
A2:「巴戦(ともえせん)」と呼ばれる方式が採られます。くじ引きによって最初に土俵に上がる2名と、東または西の土俵下で待機する1名を決定します。最初に対戦して勝った力士が待機していた力士と対戦し、続けて勝利して「2連勝」を達成した時点で優勝が決まります。どちらかが2連勝するまで試合が繰り返されるため、体力的・精神的に極めて過酷な戦いとなります。
Q3:優勝パレードのオープンカーで優勝力士の隣に乗る「旗手」はどのように決まりますか?
A3:原則として、優勝力士と同じ相撲部屋に所属する関取(十両以上の力士)から選ばれます。同部屋に関取がいない場合は、同じ一門に所属する若手関取が務めるのが通例です。旗手は「優勝力士を補佐し、将来その栄誉を受け継ぐホープ」としての意味合いが強く、若手力士にとっては大きな名誉とされています。