なぜJU愛知は一般ユーザーを完全にシャットアウトしているのか。その答えは、極めてハードルの高いJU愛知入会資格審査基準にあります。
JU愛知の正会員となるためには、「古物商許可証の取得から通算1年以上の営業実績」「常設された独立店舗・営業所および展示場の保有」「連帯保証人の選任」「既存会員からの推薦」「反社会的勢力との関係遮断審査」など、数々の厳しい基準をクリアしなければなりません。巨額の資金が動くオークションにおいて、万が一の代金未払いや名義変更トラブルを断固として防ぐための高い障壁となっています。
そうしたプロ市場で取引される車両の履歴書となるのが「出品票」です。代行を利用して車を購入する際は、プロ任せにせずJU愛知出品票の見方と評価点をユーザー自身も把握しておく必要があります。
出品票中央に大きく記載される総合評価点は、車両状態を一目で判断する重要指標です。
- 「S点または6点」:登録済未使用車や新車に限りなく近い極上車
- 「5点」:走行距離が短く、外装・内装ともに目立つダメージがない優良車
- 「4.5点〜4点」:一般的な中古車として良好な状態。軽微な小キズ程度で内外装ともに良好
- 「3.5点〜3点」:年式・走行距離相応の傷・凹みや内装の汚れが見られる実用車
- 「R点(またはRA点)」:いわゆる修復歴車(事故現状または骨格修理済み)。格安だがリスクあり
さらに、出品票右側の車両展開図には、キズの深さを示す「A1(浅い線キズ)」「A3(目立つ深いキズ)」や、凹みを示す「U1〜U3」、板金補修跡を示す「W1〜W3」といった記号がびっしりと記載されています。代行業者に依頼する際は、この出品票の開示を求め、状態の許容範囲を事前に細かく打ち合わせることが失敗を防ぐ防波堤となります。