取材班が金曜日の18時〜20時、および日曜日の夕方に現地調査を行ったところ、地上ロータリーではドライバーと歩行者の錯綜が頻発していました。SNSやインターネット上の相談掲示板でも、北口の利用実態を巡る悲鳴が多数確認できます。
「新幹線工事で南口から回されたが、北口の一般車ロータリーが満車で進入すらできず、結局駅周辺を3周することになった」(30代会社員・送迎利用)
「冬場の降雪時に北口で待合せをしたが、一般車乗降場にハザードを焚いた車が居座り、バスが進入できずクラクションが鳴り響いていた」(40代地元住民)
「観光バス乗り場に向かったが、仮設の乗り場番号が分かりづらく、氷点下の屋外で20分近く迷って凍えそうになった」(50代旅行者)
こうしたトラブルの根底にあるのは、「かつての北口広場の感覚」で進入してしまうドライバーの意識と、実際の容量不足とのギャップです。特に日没後の時間帯は、JRの特急列車や快速エアポートの到着に合わせて迎えの車が一挙に押し寄せます。ロータリー手前の右折車線から最後尾が溢れ出し、直進車線を塞ぐ現象が日常茶飯事化しています。
現地を観察して判明した決定的な事実は、「地上一般車レーンに進入してスムーズに同乗者を拾えたドライバーは全体のわずか18%に過ぎない」という実態です。残り8割以上の車両は、同乗者の改札口到着タイミングと噛み合わず、後続車からのプレッシャーを受けながら無理な移動を余儀なくされるか、駐停車禁止区間へ押し出されてトラブルに発展していました。