冬の訪れとともに登校風景を一変させる黒タイツだが、実際に着用が始まるタイミングには明確な目安がある。一般的に女子高生黒タイツ着用時期は、制服の衣替えが完了した後の11月上旬から中旬にかけてがピークとなる。朝晩の最低気温が15度を下回り、10度前後に達するタイミングで多くの生徒が靴下からタイツへと切り替えている。
ここで改めて整理しておきたいのが、高校生ストッキングとタイツの違いだ。両者の基本的な差異は、糸の太さを示す「デニール数」にある。
一般的に25〜30デニール未満の薄手で透明感の高いものがストッキング、30デニール以上の編み目が詰まった厚手のものがタイツと分類される。ストッキングは脚の肌色を綺麗に見せるカバー力に優れるものの防寒性は極めて低く、真冬の寒さを凌ぐことは困難だ。これに対してタイツは、風を通しにくく体温を逃さない構造になっており、冬の寒冷な通学環境においては健康維持のための必須アイテムとなっている。