鏡田アナが築き上げたキャリアの中で、特にリスナーの記憶に深く刻まれているのが数々の伝説的ワイド番組です。福島県民の午後の定番となった『かっとびワイド』シリーズをはじめ、リスナーとの掛け合いが人気を博した『鏡田辰也のラジオでごめんなさい』、週末の生放送で絶大な支持を集めた『Radio de Show(ラジオ・デ・ショー)』など、担当番組はいずれも長寿・高聴取率を記録しました。
彼の真骨頂は、スタジオとリスナーとの間に壁を作らない距離感の近さにありました。投稿ハガキやメールに対する絶妙な相槌、時には自虐を交えたユーモラスな語り口、そして東日本大震災をはじめとする有事の際に見せた力強く温かいアナウンスは、福島県民にとってかけがえのない心の支えとなりました。リスナーからは親しみを込めて「カガちゃん」と呼ばれ、地方局の枠を超えた絶大な人気を確立したのです。