油との相性が抜群な白ナスは、伝統的な和食の技法とも素晴らしいハーモニーを奏でる。特におすすめしたいのが、出汁の旨味を吸わせた「白ナスの揚げ浸し」だ。
一口大の乱切りにした白ナスを170度の油で素揚げにする。皮目がほんのり色づき、果肉が柔らかくなった瞬間に引き上げ、熱々のまま鰹と昆布の濃い目のお出汁に漬け込む。白ナスの緻密な果肉が旨味出汁をしっかりと受け止め、口に入れた瞬間にジュワッと濃厚な汁があふれ出す体験は、まさに贅沢そのものだ。大葉や生姜の薬味を添えれば、清涼感とともに白ナス特有のリッチな風味が際立つ。