SNSや大手掲示板、Q&Aサイトに寄せられるリアルな反応を分析すると、今回の運賃改定に対する世論は単純な批判一色ではありません。
ネット上の生の声を見ると、「毎日の通勤費が上がるのは痛いが、複々線化の恩恵で昔のような地獄の混雑や遅延が激減した」「ホームドアの設置スピードを考えれば一定の負担増は納得できる」といった、過去の利便性向上に対する評価の声が少なくありません。
また、東急電鉄や京王電鉄、東武鉄道など首都圏大手私鉄各社との比較においても、小田急の独自ポジションが際立ちます。他社が軒並み普通運賃・定期運賃を10%前後の幅で改定するなか、小田急は「子育て・学生支援の突出した割引」を維持しながら、本線インフラの強靭化を進めるメリハリのある価格戦略を採用しています。単なる一律値上げではなく、沿線価値の防衛と社会的弱者への配慮を巧みに両立させている点が、専門家筋からも高く評価されているポイントです。