思わず抱きしめたくなるようなフォルムを持つ『くまのプーさん』。実は彼の縫い目が解けそうになっている部分や、お腹の独特な丸みは、原作者A.A.ミルンの息子が実際に遊んでいたテディベアの使い込まれた質感を克明に再現したものです。プーさんが発する独特の思考プロセスは、単なる天然キャラクターではなく、童心の純粋さをそのまま哲学へと昇華させた緻密なシナリオ設計によるものです。
一方、銀河系最強の破壊兵器として開発されながらも人気を誇る『リロ&スティッチ』のスティッチ。彼の青く愛らしい姿には、エイリアンとしての凶暴性と、地球のハワイで家族(オハナ)の温もりに触れて芽生えた健気さのギャップが組み込まれています。凶暴な試作品626号が、自らの破壊本能を抑えて大切な存在を守ろうとする表情の変化こそ、世界中のファンを魅了する最大の仕掛けなのです。