長年続いた店舗の高齢化に伴う閉店ラッシュに、歯止めがかかり始めている。以前なら廃業の一途をたどっていた店を、20代〜30代の若手起業家が受け継ぐケースが増えているのだ。
廃業寸前だった下町の店舗を引き継いだ30代の店主はこう明かす。「最初は単なる昭和レトロビジネスとして考えていました。でも、常連の高齢者と若い客が一緒になって歌を教え合っている姿を見て、ここを潰しちゃいけないと痛感したんです」。伝統的なマスターの立ち位置を保ちつつ、キャッシュレス決済やSNSでの予約システムを取り入れ、現代のハイブリッド型店舗へと昇華させている。