ストーリーが展開する中でファンに大きな衝撃を与えたのが、自信に満ち溢れた「ぺんぎん(本物)」の登場だ。南の島から世界中を旅してまわるこのフレンドリーなぺんぎん(本物との交流は、自分自身の正体に確信が持てない「ぺんぎん?」にとって、嫉妬や戸惑いを超えた温かな友情の始まりとなった。
愛らしいチャームポイントを持つ本物の存在に一瞬の動揺を見せつつも、自らの居場所である「すみっこ」で彼を温かく迎え入れる。完璧な本物と、自信の持てない偽者かもしれない自分。この対照的な二匹の関係性は、違いを認め合い互いを尊重する優しさに満ちており、作品全体に流れる慈愛のトーンを象徴している。