藻岩山はロープウェイだけでなく、歩いて登ることでその真価を体感できる山です。山内には5本の公式登山コースが整備されており、体力や目的に応じて多彩なルートを選択できます。自然を肌で感じたいアクティブ派に向けたもいわ山 登山コース おすすめの選定基準を解説します。
最も王道で紅葉が美しい「藻岩山 慈恵会病院前コース」
登山者の約7割が利用する不動の人気ルートが藻岩山 慈恵会病院前コースです。中央区伏見の慈恵会病院横の登山口からスタートし、山頂までの距離は約2.9km、標高差約430m、所要時間は登り約70〜90分です。
コース全体が豊かな原生林に覆われており、道幅も広く傾斜が比較的緩やかで、階段や案内板が要所に整備されています。途中にある「日本海軍の観測所跡(馬の背)」付近では、左右から迫るモミジやシナノキの紅葉トンネルをくぐり抜けるような絶景が広がり、初心者からシニア、ファミリー層まで安全に秋山歩きを堪能できます。
個性あふれる他ルートの特徴
・旭小嶺(あさひしょうれい)コース:約3.3km。慈恵会コースよりやや長めですが、原生林の奥深さを静かに味わいたい方に最適です。
・スキー場コース:約2.5km。南区側の藻岩山スキー場ロッジから登るコース。南向き斜面のため日当たりが良く、紅葉の明るい輝きが際立ちます。傾斜はやや急です。
・小林峠コース / 北の沢コース:約4.5km / 約3.8km。距離が長くアップダウンが続くため、本格的なトレッキングを楽しみたい中級者向けルートです。
「登りは自分の足で紅葉を踏みしめながら慈恵会コースを登り、山頂で夜景を堪能した後、下りはもーりすカーとロープウェイを使って中腹・山麓へ降りる」というハイブリッド利用も非常に満足度が高いルート設計です。