テレビ番組のアーカイブ企画やSNSのトレンドにおいて、久本雅美の若い頃の写真が流れるたびに、リアルタイム世代のみならずZ世代を含む若いネットユーザーの間で大きな衝撃が走っています。画面に映し出されるのは、意志の強さを感じさせる涼しげな目元、引き締まったフェイスライン、そしてモード感漂うベリーショートヘアを着こなす端正な女性の姿です。
バラエティ番組で見せるコミカルな変顔や体を張ったリアクションとは対照的に、20代当時のポートレートや舞台写真はどこかアンニュイで洗練された雰囲気をまとっています。ネット上では「今デビューしても絶対にセンターになれる」「フランス映画に出てくる女優のよう」「飾らないすっぴんに近い表情が美しすぎる」といったコメントが多数寄せられており、従来のパブリックイメージとの鮮烈なギャップが再評価の波を生み出しています。
当時の彼女は単に顔立ちが整っていただけでなく、舞台演劇で鍛え上げられたしなやかなプロポーションと、独自のファッションセンスを兼ね備えていました。原宿や下北沢のサブカルチャーが花開いた1980年代において、その尖った個性とビジュアルは劇場界隈でもひときわ異彩を放っていたと当時の関係者は述懐しています。