エンターテインメントとして華やかに見えるケーキ大食いですが、生半可な知識で挑戦することには重大なリスクが伴います。最も警戒すべきは、大量の単糖類・二糖類が一気に体内へ入ることで引き起こされる血糖値スパイク(急激な血糖値の乱高下)です。
空腹状態の胃袋にいきなり高糖質なケーキを流し込むと、血糖値が跳ね上がり、それを下げるために膵臓からインスリンが大量分泌されます。その結果、数十分後には急激な低血糖状態に陥り、激しい眠気、倦怠感、冷や汗、ひどい頭痛や吐き気に見舞われることになります。
安全にスイーツビュッフェを楽しむためには、開始前に食物繊維を含むサラダや無糖の豆乳を少量胃に入れておくなど、糖の吸収スピードを緩やかにする下準備が不可欠です。プロの大食い選手たちも、見えないところで血糖値対策や日々の血液検査を欠かさず行い、限界値を把握した上で挑んでいることを忘れてはなりません。