難攻不落の巨城が語る琉球史!今帰仁城跡の謎と最新の絶景を追う

難攻不落の巨城が語る琉球史!今帰仁城跡の謎と最新の絶景を追う

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現地を訪れたなら、まずは外郭から平郎門(へいろうもん)へと続くアプローチをじっくり観察してほしい。現在の平郎門は昭和期に修復されたものだが、狭い通路と両脇に控える頑強な石壁が侵入者を威圧する構造は往時のままだ。

知られざる見どころの一つが、城郭の北側に位置する「志慶真門郭(しげまじょうかく)」である。発掘調査により、ここには城主の近習や身分の高い従者たちが暮らしていた複数の掘立柱建物跡が確認された。中国から輸入された陶磁器片も大量に出土しており、辺境の要塞でありながら極めて洗練された国際交易都市であった実態が浮き彫りになっている。

絶景の撮影ルートとして外せないのは、御内原(うーうちばら)の北東端に位置する展望エリアだ。城内で最も神聖な祈りの場とされたこの高台からは、晴れた日には遠く伊平屋島や伊是名島まで見渡せる。おすすめの時間帯は、太陽が西に傾き始める午後3時以降。傾斜した石垣の陰影が際立ち、海の青と城壁の灰褐色のコントラストが最もドラマチックにファインダーへ収まる。

森 瞳
著者

森 瞳

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