「夜遅くに食べても太らない一杯」を作るには、麺だけでなくスープの成分が生命線となる。大手病院やスポーツ現場で指導を行う管理栄養士たちは、伝統的な和食の出汁(だし)文化を活用したスープ設計を推奨している。
昆布や鰹節、煮干しから丁寧に取った出汁には、豊富な旨味成分(グルタミン酸やイノシン酸)が含まれている。この強い旨味は脳の満腹中枢をダイレクトに刺激し、薄味でも高い満足感をもたらす。塩分を控えめに抑えつつ、生姜や七味唐辛子などの薬味を効かせることで、代謝を促し温活効果を高めるスープに仕上がるのだ。出汁を効かせた温かい和食のつゆは、疲れた胃腸をやさしく癒やしてくれる。