【完全版】自然な立体感が出るマフラーの描き方!プロ直伝の簡単3ステップ

【完全版】自然な立体感が出るマフラーの描き方!プロ直伝の簡単3ステップ

【完全版】自然な立体感が出るマフラーの描き方!プロ直伝の簡単3ステップを徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を分かりやすく展開します。

布地の重なりと陰影の仕組みさえ理解すれば、首元の作画は決して難しくない。プロの現場でも意識されている基本構造を、初心者でもすぐに実践できる3つのステップに解体して紐解いていこう。

まず最初のステップは、首の円柱構造に沿った「ベースのアタリ」を取ることだ。いきなり細かなシワを描き始めるのではなく、首を太いトイレットペーパーの芯のような立体として捉える。そこに巻き付く布の厚みを、大きめの楕円やリング状のブロックとして配置する。この段階で首の太さや傾きに対する布の「乗りしろ」を確定させることが、後の歪みを防ぐ最大の裏技だ。

次のステップは、重力とねじれが生み出す「V字・Y字シワの描き込み」である。マフラーは結び目や巻き終わり部分に張力が集中する。首の後ろから前にかけて落ちる生地の流れに合わせて、大きなV字状の溝を意識しながらラインを引いていく。細いシワを何本も描くのではなく、太い主シワを数本配置し、その隙間に補助的な小シワを添えるのが、自然な質感を出すコツだ。

最後のステップは、光源を意識した「立体感を強調する3段影と仕上げ」だ。ベース色に対して、生地の折り重なりで陰になる部分へ落ち影(ドロップシャドウ)を入れる。さらに、首の真下に生じる暗がり(環境遮蔽影)をしっかり塗ることで、キャラクターの首元とマフラーとの間に明確な奥行きが生まれる。この3ステップを踏むだけで、平面的だったイラストの首元は劇的にクオリティを向上させる。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。