集英社「ヤングジャンプ」で連載され大ヒットを記録した『ゴールデンカムイ』。そのTVアニメ版でアイヌの少女・アシリパを演じたことは、白石晴香のキャリアにおける決定的な転機となりました。生存本能と誇りを胸に生きる少女の真っ直ぐな瞳、そして時折見せる表情豊かなコミカルさの落差。その双方を過不足なく表現する演技は、原作者やファンからも絶賛を集めました。
アフレコ現場では、特殊なアイヌ語の発音やイントネーションに細心の手作業のように向き合ったといいます。過酷な大自然を生き抜く強靭さと、少女らしい純粋無垢な可愛らしさ。相反するふたつの要素が見事に調和したアシリパ像は、声優業界に彼女の確固たる存在感を示す刻印となりました。