上鳴電気の個性を語る上で外せないのが「帯電」だ。身体に電気を溜め込み、自在に放出する広範囲攻撃の使い手である。しかし、この能力にはあまりにも有名な弱点が存在する。それが「許容量(キャパシティ)のオーバー」だ。
彼の許容量を超えた高圧電流、例えば130万ボルト以上の過剰放電を一気に行うと、脳が一時的にショート状態に陥る。この脳波の乱れこそが、「ウェーイ」と呼ばれるアホ化状態を引き起こすトリガーだ。自身のキャパを超えて力を放出した代償として、一時的に思考能力を失い、両指を立てて「ウェーイ」と呟きながら徘徊する状態へと変貌する。最強クラスの広範囲攻撃力を持ちながらも、一歩間違えれば無防備な状態に晒されるリスク。この極端な限界値の設定こそが、彼というキャラクターの人間味をより一層引き立てている。