規格よりも大きく育ったトイプードル、いわゆる「デカプードル」には、小型個体にはない数多くのメリットが存在します。体が大きくて骨太なため、小型犬特有の骨折リスクが極めて低く、非常にタフで病気になりにくいという強みがあります。体力があるためアウトドアやロング散歩を一緒に楽しむパートナーとしても最適です。
一方で、大きく育ったからこそ配慮すべき生活上の注意点もあります。
第一に関節の保護です。体が重くなる分、フローリングでの滑りやソファーからの飛び降りによる膝蓋骨脱臼(パテラ)や関節炎のリスクが高まります。滑り止めマットの敷設やステップの導入は必須です。
第二に飼育用品のサイズ選びです。子犬期に購入したケージ、クレート、キャリーバッグ、服などは生後半年を過ぎると窮屈になることがあります。成犬時のサイズが確定する生後10ヶ月〜1歳以降に、愛犬の実際の体長・体高に合わせた余裕のあるアイテムへ買い換えることが推奨されます。