10月の沖縄を象徴するのが、琉球王国時代からの歴史を今に伝える伝統行事と、県内最大規模の物産展です。島内外から数十万人規模の人々が集う二大巨頭は見逃せません。
まず筆頭に挙げられるのが、那覇の秋の風物詩である「那覇大綱挽まつり」です。2026年は10月10日(土)〜12日(月・祝)の3連休での開催が予定されています。メインイベントである大綱挽は中日の日曜日に国道58号線・久茂地交差点付近を封鎖して行われ、全長約200メートル、総重量数十トンにも及ぶ巨大な綱を数万人で引き合う光景は圧巻そのもの。挽き終わった綱の一部を「無病息災・家内安全のお守り」として持ち帰る風習があり、手に入れた小綱は最高の旅の記念になります。
続いて、奥武山公園(那覇市)で開催される「沖縄の産業まつり 2026」は、10月下旬の金・土・日に開催されます。沖縄県全域から農林水産物、加工食品、伝統工芸品、泡盛、クラフトビールなどが集結する県内最大の産業イベントです。メーカー直販の限定アイテムやできたてグルメがずらりと並び、地元客と観光客が入り交じって乾杯を交わす活気は一見の価値があります。
さらに、首里城エリアで開催される首里城復興祭の詳細も見逃せません。復元工事が着実に進む首里城公園を舞台に、国王・王妃の出御や絢爛豪華な「琉球王朝絵巻行列」が那覇市中心部で繰り広げられます。伝統芸能の「美ら島音楽祭」やライトアップ演出など、王朝文化の華やかさを肌で体感できる貴重な機会です。