爪が白い原因と病気のサイン|斑点から濁りまで危険度を徹底解説

爪が白い原因と病気のサイン|斑点から濁りまで危険度を徹底解説

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爪が白くなる現象は、大きく分けて「点や線のように部分的に白くなるケース」と「爪全体が白っぽく濁るケース」の2種類に大別される。ネット上では「栄養不足」「ストレス」といった情報が氾濫しているが、実際には爪の構造変化や血流障害、感染症など、病態生理学的な理由は多様である。

爪甲(そうこう:一般に爪と呼ばれる硬い板)そのものに白い点やスジが現れる状態を医学的に爪甲白斑(そうこうはくはん)と呼ぶ。これは爪が作られる根元の「爪母(そうぼ)」に軽微な衝撃が加わったり、乾燥によって不完全に角化した細胞の隙間に空気が入り込んだりすることで白く見える現象だ。基本的には爪の成長とともに先端へと移動し、数か月で自然に切り落とせるため過度な心配はいらない。

一方で、爪甲そのものは透明であるにもかかわらず、その下にある爪床(そうしょう:爪の下の皮膚組織)の毛細血管の血流不全や浮腫(むくみ)によって白く透けて見える「見かけ上の白爪(仮性爪白斑)」が存在する。この場合、爪を押すと白さが消えたり色調が変化したりするのが特徴で、全身性の疾患や深刻な栄養障害が背景に潜んでいるリスクが高い。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。