三の丸西駐車場を利用するにあたり、ドライバーが最も警戒すべきは「夜間出庫の物理的不可」と「土日祝の最大料金適用除外」という2大トラップです。現地の案内看板を詳細に確認せず入庫した場合、数千円単位の余計な出費や翌朝まで足止めを食らう事態に直結します。
まず営業時間について、公称の運用枠は8:45〜21:30と厳格に定められています。21時30分を1分でも過ぎると退場ゲートは完全に施錠され、係員も引き揚げるため、コールセンターへ緊急連絡を入れても原則として即座の開門対応は行われません。「金シャチ横丁でディナーを楽しんだ後、22時に戻ったら真っ暗な駐車場に愛車が取り残されていた」という失敗談は枚挙にいとまがありません。翌朝8時45分の開場まで車を取り戻せないばかりか、規定の夜間留置料金が追加徴収されます。
さらに深刻なのが料金体系の格差です。名古屋城周辺の公営駐車場において、平日はビジネス利用や官公庁街への来訪者を考慮して平日最大料金(当日24時まで800円〜1,000円前後)が設定されています。ところが、土日祝日はこの上限設定が完全に解除され、30分ごとに加算される従量制へと切り替わります。城内散策、能楽鑑賞、食事などで5〜6時間を過ごせば、2,000円〜2,500円前後の料金が容赦なく発生する計算です。「公営だから一律で安いはず」という思い込みが、想定外の出費を招く根本原因となっています。