100均ペンライトはライブで使える?キンブレ比較と持ち込み禁止の真相

100均ペンライトはライブで使える?キンブレ比較と持ち込み禁止の真相

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ライブファンの間で定期的に議論されるのが、「公演主催者による持ち込み規制」の問題です。公式サイトの注意事項に「市販のペンライト・ケミカルライトの持ち込み禁止」と明記されている公演が増加傾向にあります。これには明確な興行上の安全基準と演出意図が存在します。

1. ボタン電池特有の脱落事故と破損リスク

100均ライトの多くが採用しているボタン電池(LR44型)は、激しいコール&レスポンスやジャンプの衝撃で電池カバーが外れ、客席に飛び散るリスクが指摘されています。暗がりの中で小さな金属製ボタン電池を踏みつければ転倒の原因となり、清掃時にも重大な障害となります。そのため、運営会社によっては「単4乾電池を使用するネジ止め式カバーのライトのみ許可」「ボタン電池式は全般禁止」というレギュレーションを敷く事例が少なくありません。

2. 改造・過度な眩しさを防ぐ「全長25cm以内・光量基準」

かつてアイドル界隈で多発した、高輝度改造ペンライトによるステージ上の演者の視界遮断事故を受けて、多くのアーティスト(STARTO ENTERTAINMENT、K-POP、坂道グループ、アニメ・声優系フェスなど)が「市販品は全長25cm未満、規定輝度以内」というルールを徹底しています。100均ライト自体は基準より暗いため眩しさの面では問題になりにくいものの、形状が規定サイズから外れるバルーン型ライトや突起物のあるデザインは、入場検査時にスタッフから使用不可の判断を下される可能性があります。

3. 無線コントロール(FreFlow等)演出の一体感

現在のアリーナツアーでは、舞台演出側のコンピューター制御によって客席全体のライト色を一斉に変える「無線制御式ペンライト」が主流です。客席全体で光のウェーブや巨大なドット絵を表現する演出において、制御不能な100均ライトが混ざると演出の意図が損なわれてしまいます。そのため、最初から「公式グッズの無線ペンライトのみ使用可」と指定される現場が増えているのです。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。