検索エンジンやSNSの関連ワードで絶えず上位に浮上するのが、南野遥海と南野拓実の兄弟説です。日本代表の不動のアタッカーとして世界を舞台に戦う南野拓実選手と、新進気鋭のストライカーである南野遥海選手。二人が実の兄弟、あるいは従兄弟などの血縁関係にあるのではないかと推測する声は後を絶ちません。
しかし、戸籍情報や公認バイオグラフィーを精査すると、この説は完全な事実無根であることが明白です。南野拓実選手は大阪府泉佐野市出身で、幼少期から切磋琢磨した3歳年上の実兄が存在することが本人の手記やメディア取材で広く知られています。一方、南野遥海選手は兵庫県の出身であり、家族構成やルーツはまったく異なります。
それにもかかわらず誤解が拡散した背景には、全国的にも珍しい「南野(みなみの)」という共通の姓に加え、共に関西のJリーグ下部組織(拓実はセレッソ大阪、遥海はガンバ大阪)出身という共通項があります。さらに、ゴール前で見せる闘争心あふれるプレースタイルや負けん気の強さが酷似していることから、「DNAの共通性を感じさせる」というファンのロマンが一人歩きした結果といえます。