近年グリーンネイルの相談が急増している背景には、ジェルネイルやスカルプチュアの普及があります。人工爪と自爪の間は、緑膿菌にとってまさに「理想の温床」となりやすいためです。
施術から3〜4週間が経過すると、自爪の伸びや手の酷使によってジェルが爪先や根元からわずかに浮き上がる「リフト」が発生します。このわずかな隙間に手洗いや入浴時の水分が入り込み、ジェルに密閉されて乾かないまま高温多湿のポケットが形成されます。
日常生活で手や指先に付着した緑膿菌がその水分に触れると、密閉空間の中で一気に増殖を開始します。特に「少し浮いているけれどまだサロンに行くのはもったいない」「浮いた部分を接着剤で塞いだ」といった自己流の対処は、菌を水分ごと閉じ込める最悪の引き金となります。