えびふらいのしっぽを語る上で欠かせないのが、メインのすみっコである「とんかつ」との関係です。とんかつもお肉部分が1%、残り99%が脂肪という理由で食べ残された過去を持ち、ふたりは「のこりもの仲間」として誰よりも強い友情で結ばれています。
絵本やアニメーションの中でも、ふたりが寄り添って一緒に行動する場面は数多く描かれています。お互いの境遇を誰よりも理解し合える「心の友」であり、とんかつの頭にちょこんとえびふらいのしっぽが乗っかっているビジュアルは、すみっコぐらしを象徴する定番の癒やしシーンとなっています。
ふたりの夢は共通して「いつか誰かに美味しく食べてもらうこと」。このちょっぴりシュールで切ない目標に向かって、お互いを励まし合いながら日々を過ごす姿は、現代人の疲れた心にじんわりと染み渡る温かさを持っています。